横浜市の入札参加資格申請ガイド|必要書類と令和9・10年度の手続き

公式情報の最終確認:2026年10月17日

横浜市の入札参加資格は、かながわ電子入札共同システムとは別の制度です。県や他の市町村に登録済みでも、横浜市の資格が必要な案件では、市の申請案内を確認して手続きを進めます。

2026年10月17日現在、令和9・10年度の定期申請が受付中です。申請内容の入力・送信期限と、書類アップロード期限が異なります。本記事は市の定期申請ガイドに基づき、区分と資料を選ぶための要点を整理します。

この記事で分かること

令和9・10年度定期申請の期限を最初に確認

入力と書類提出は別の期限

スマートフォンでは表を左右にスクロールできます。

手続き期間・時期確認すること
申請内容の入力・送信2026年10月1日〜10月21日午前9時〜午後8時。土・日・祝日を除く。
提出書類のアップロード2026年10月1日〜10月30日午前9時〜午後8時。PDF形式で提出。
資格の有効期間2027年4月1日〜2029年3月31日今回の定期申請で資格が認められた場合。

出典:横浜市「令和9・10年度定期申請用 申請ガイド」p.4・7。

10月30日は入力・送信の締切ではありません。入力・送信は10月21日までに完了させ、その後の書類提出も別途確認してください。原則の資格審査書類はアップロードで、郵送に置き換えることはできません。受領委任状など別扱いの資料は、公式案内の提出方法に従います。

定期申請をしなかった場合、市のガイドでは翌年4月から随時申請を受け付け、最短で5月16日(予定)の名簿登載と案内されています。4月1日からの資格とは開始日が異なります。予定は変更され得るため、正式な随時申請案内を再確認してください。

申請する資格区分と種目を決める

  • 工事:工事及び製造(物品の製造を除く)。
  • 物品・委託等:物品購入・修繕・製造・借入れ、印刷、委託、不用品買受、電力供給等。
  • 設計・測量等:設計、測量、地質調査、不動産鑑定等。

複数の区分を申請する場合も、それぞれの要件を満たす必要があります。希望種目・細目は、事業名ではなく市の種目表で照合します。必要な許認可、印刷分野の機材保有など、種目固有の条件もあります。

本店か委任先の支店等を契約者とするか、所在地や契約・請求の名義も整理します。市内・市外等の扱いを住所の印象だけで決めず、入力項目と市の基準で確認してください。

物品・委託等は、希望種目の履行実績が重要

令和9・10年度定期申請では、物品・委託等と設計・測量等について、希望種目ごとの履行実績とその証明資料の確認があります。過去11年間の実績の扱いや、一部の現在履行中の契約に関する条件は、市のガイドp.16〜17で確認します。工事の実績期間・細目の扱いは別です。

「できる業務だから登録する」という判断だけでは足りません。契約書等を読み、件名、相手方、金額、業務内容から、希望種目の実績だと分かるかを照合します。契約書がない場合の代替資料も、市が示す一覧と実績Q&Aで確認します。

既存の実績が初期表示され、条件を満たせば資料の提出が不要な場合もあります。初期表示されているから無条件に引き継げる、と判断せず、対象実績と期間を確認します。民間契約の実績の扱いも公式Q&Aで確認し、横浜市との契約実績がなければ絶対に申請できない、と決めつけないでください。

必要書類は、共通・区分別・該当者別で確認

主な資料と確認の観点

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資料の種類主な対象・内容注意点
事業者を確認する資料法人の全部事項証明書、個人の身分証明書・登記関係証明等個人と法人で異なる。証明事項も照合する。
国税の納税証明消費税及び地方消費税に未納税額がないことの証明その3の2・その3の3等、市が認める種類を確認。
社会保険等の資料雇用保険・健康保険・厚生年金の加入又は義務なしの資料区分・加入義務で異なる。工事には省略等の条件がある。
実績・許認可等種目の履行実績、工事の許可・経審等業務区分や登録種目ごとの条件に従う。
該当者の追加資料委任状、財務諸表、ISO・加算関係、口座関係等全員にすべて必要なわけではない。

全資料の列挙ではありません。公式ガイドp.49〜54と、入力・送信後の「申請受付内容」に表示される提出書類を照合します。

今回の定期申請では、官公署発行の証明書類に2026年7月21日以降という条件が示されています。一律に「3か月以内」へ読み替えず、資料別の条件を確認してください。登記事項証明は、登記情報提供サービスの出力と同じではありません。

財務諸表は、物品・委託等の格付種目など対象となる場合に必要です。口座情報も、既存登録のままか、新規・変更・受領委任があるかで異なります。ISO認証等の加算関係は、対象種目・希望の有無・有効性を確認し、証明書だけ集めて入力を忘れないようにします。

申請は、入力・送信と書類アップロードを完了させる

資格申請の基本の流れ

01 区分・種目・契約者を整理

ガイド、種目表、実績資料を照合して下書きを準備。

↓

02 システムから入力・送信

締切前に内容を確認し、「申請受付内容」を保存。

↓

03 必要書類をアップロード

表示された提出書類をそろえ、種類ごとに読み取れるPDFで提出。

↓

04 差戻し・審査結果を確認

連絡と補正に対応し、認定された区分・期間を照合。

出典:市の申請ガイドp.20〜33。詳細な操作は最新のガイドに従ってください。

スキャンした資料は、印や文字、端の欠け、ページ抜けを確認します。ファイルを送れたことと、その資料が要件を満たすことは別です。審査のために追加書類や差戻しが生じる場合があるため、担当者のメール確認と控えの保管まで決めておきます。

資格取得と電子入札の準備は別に進める

横浜市の電子入札システムで実施される競争入札等には、ICカードや端末設定などの準備が必要です。一方、市から見積依頼を受ける少額随意契約システムは、ID・パスワード方式でICカード不要と案内されています。すべての取引を同じ方式と考えないようにします。

資格の認定後も、個別案件が求める等級、実績、所在地、配置する人員等の条件を確認します。申請の区分と実績資料を正しく準備することが第一歩ですが、資格を得た時点で受注が決まるわけではありません。

よくある疑問

かながわの申請で横浜市も登録されますか?

登録されません。横浜市の公式案内に従って、別に資格審査申請を行います。

書類を10月30日までに出せば、入力は後でもよいですか?

いいえ。今回の定期申請は、入力・送信が10月21日まで、書類アップロードが10月30日までです。二つを分けて管理してください。

実績のない種目も登録できますか?

横浜市の物品・委託等・設計測量等では、希望種目の履行実績が求められます。対象期間や認められる資料を公式ガイドで確認してください。

公式資料・確認日

確認日:2026年10月17日。制度の要件・受付状況・様式は変更される場合があります。具体的な手続きでは、対象年度・申請区分に対応する最新の公式案内をご確認ください。

入札参加資格の申請をご相談の方へ

あきざくら行政書士事務所では、希望する発注機関・業務区分に応じて、入札参加資格の申請準備や書類作成等を支援しています。まずは申請先、現在の登録状況、希望する時期を整理してご相談ください。

資格取得は受注を保証するものではありません。電子証明書の取得、端末設定、案件検索、価格設定、個別案件の参加申請・応札等は、基本の資格申請代行とは別の業務です。

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投稿者プロフィール

大谷 英久
大谷 英久あきざくら行政書士事務所 代表行政書士
30年以上の行政経験を生かし、許認可・入札参加資格申請、相続・遺言などを支援しています。

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